ガニ股の人は必見!ハーフニーリングというポジションが教えてくれること
- 2018年7月23日
- リンクをシェアする
ハーフニーリングポジションとは
動画をみてください。
まさかの首から上が切れてますが、気にしないでください。
要は片膝立ちです。今回はこれについて私見ですが解説します。
前もって言っておきますが、これが絶対ではありません。
ハーフニーリングの作り方
動画のように片膝立ちを作ってもらいたいのですが、注意点として
- 両膝の角度は90度であること
- 足の幅は骨盤幅であること
この2つです。ピタッと治まっている状態ならOKです。強くふらついてしまったり、股関節が伸展していない場合、呼吸が止まってしまうこと、腕に力が入ってしまう場合などは、ハーフニーリングの前にして欲しいことがあります。
大切なことは、形ではなく「感覚」です。
この片膝立ちの「質」がとても大事です。下記のようにはなっていませんか?
- 形を保つのに頑張ってしまう
- 前脚に体重をかける
- 腰を反る
- 足先(指)が踏ん張っている
- 足裏に接地感がない
- 腰がグネッと曲がっている
実は見た目が出来ていることがゴールではありません。そのポジションを「どのような感覚をもった状態を作れているか」が大切です。エクササイズの効果は、形ではなく質次第です。
オススメな人
全ての人に出来て欲しいです。このエクササイズは姿勢や歩き方に関わる要素がよく分かるエクササイズです。特に下記の人はやってみてください。
- ガニ股歩きの人
- ランナー
- ヒールをよく履く人
- O脚の人
ハーフニーリングが上手にできない人は、姿勢や歩き方を気をつける前に「するべきこと」があると思ってください。今回はエクササイズをご紹介します。エクササイズは下記にあります。
超大切!足の接地感覚
足裏の感覚はとても大切です。そして、本来は感度の良いものです。靴の中に小石が入れば、誰でも気づくと思います。
しかし、足裏のどこに体重がかかっているかを、パッと判断できる人は少ないです。この足裏が立ち方にも、歩き方にも大きな影響を及ぼします。この感覚が超大切です。
上手に出来ない人はやってみて
エクササイズを上達するには、上達させたいエクササイズ(今回はハーフニーリング)を練習するのではなく、ハーフニーリングができる「体」になるためのエクササイズを行うことです。
3month positionのエクササイズ
SLRのエクササイズ
ヒップリフトのエクササイズ
後ろ足に段差をつけたハーフニーリング
前脚の股関節が上手に曲がらない人は上記のエクササイズからスタートでもいいと思います。
これらも適切なやり方があります。エクササイズを形で真似することは本質を無視することが多いので、気をつけましょう。
ガニ股の人が持ってしまっているものとは?
ガニ股で歩いたり、ガニ股を意識しすぎて脚がXO脚のようになる人は、まず背骨・骨盤・股関節・足首の歪みや機能が適切に働いているか、チェックすることをオススメします。
簡単に言えば、バランスが悪い状態を持ってしまっています。だれもがバランスを悪くしようとは思っていません。それでも、バランスが悪くなるのですから「何が」バランスを崩す要因なのかを真剣に考える必要があります。
多くの場合は呼吸や平衡機能・体性感覚の崩れなど色々な要素が絡み合っています。本当に気になる方は、体験セッションコースでお待ちしております。
見た目の形ではなく、体の感覚を変えること。
立ち姿勢も歩き方も、意識的に変える人が多いです。ただ、本質的ではありません。
立ち方も歩き方も「今の体」が作り出す結果でしかありません。そして、これから変化していく体も「今の体の使い方」に大きく影響を受けます。
実は動きは意識的な動きと、無意識で起こっている動きがあります。あなたに大きな影響を与えるのは無意識な動きです。猫背もO脚も、いつのまにかなってしまったのは「無意識の動き」が影響しているからです。
体を変えていくには「無意識な部分」に目を向けていくことです。そのためには見た目ではなく、体の感覚を変化していく必要があります。セッションで最も大切にしていることです。