僕がIMACに行き着いたまで
- 2019年5月16日
- リンクをシェアする
飯田橋、広尾で活動しています。竹野です。
日頃は体を整えるセッションをしています。
今回のブログはIMACという私がメインで活用している「考え方」に至るまでをご紹介したいと思います。全部お伝えすると長文になりま過ぎるので一部をご紹介します。
Contents
新しいことを学ぶのは「そこに疑問があったから」
疑問があり、問題があり、それを解決したり、納得するために「自分が知らないこと」を学びます。
それがIMACだったわけです。
もちろん、佐藤博紀さん(以下ヒロさん)の影響もあります。
学び続けている理由は「面白い」からです。
何を学び、何が面白いのか
私が学んだ初期IMACと現IMACでは基礎の部分では一緒ですが、アプローチの表現、評価の仕方が少し変わっています。
初期は一つ一つの筋の可動域をチェックする方法でしたが、今はそれを踏まえた上で全体の繋がりやシステムを評価してアプローチしていく形になっています。
初期では、機能解剖学・触診が鍛えられたと思っています。また、当時の私にとってIMACの発想がとにかく面白かった印象として残っています。今もですけどね。リアラインコンセプトとIMACは対比して考えると体に対する幅を持たせてくれたと思っています。
体のメカニズムを基本として
IMACが好きなのは症状にフォーカスし過ぎないことです。
多くの方が「症状」に悩まされています。
例えば、一般的にはランニングニーと言われている腸脛靭帯炎があるとします。多くの場合は腸脛靭帯に関わる筋の緊張によって起こると言われているので、下記の写真のようなリリースをしてみたり、整骨院で施術を受けたりするわけです。
では、そもそも「腸脛靭帯に関わる緊張の原因は?」と考えると、色々な要素が関わってきます。
重心の位置、視覚・前庭・体性感覚の状態、運動パターン、既往歴、現病歴、考えれば本当に色々とあります。
と考えると体全体の状態に関わるわけです。
IMACは症状にフォーカスをし過ぎません。つねに体全体の状態を把握します。その把握に「可動域」というツールを使います。
シンプルな可動域を使うからこそ、もともとの「体のメカニズム」を無視するわけにはいきません。
これまで学んだこと
どの方法が一番良い方法などはありません。そのような話をする意味がないからです。
私がこれまで自分自身で学んでいて楽しいもの、実感として得たもの、学ぶ中で感じたことの積み重ねの中で、今がIMACなのです。IMACに至るまでに色々な考え方や方法に触れてきた、学んだことがあったからIMACを面白いと感じるのだと思います。
- ファンクショナルトレーニング
- 関節マニュアルアプローチ
- リアラインコンセプト
- その他の徒手療法
- 呼吸などのセミナー
細かいセミナーとかは数え切れないほど参加してきました。
その時々に魅せられたものを学んできたつもりです。
そのため、知っていることはあります。
それ以上に知らないことも自覚できます。
好奇心が擽られるものに出会えてよかったと思っています。
IMACへ行くことになった背景
私としてはトレーナーを志した頃からヒロさんを知っていました。知るきっかけになったのはHPです。
当時、トレーナーになりたくても情報が今ほどなかったのでインターネットで調べていたら、ヒロさんのHPには色々な情報や考え方が書いてあって勉強になったのを覚えています。
そこからATCさんのセミナーに片っ端から参加していた時期もありました。
そして、確か2014年にIMACに出会う前にヒロさんのある動画セミナーに出会います。
それが決定的に面白かったのです。
また、同じようなセミナーを行いわないのかとHPをチェックしていたら、IMACという新たなクラスをするというHPで告知があったわけです。
そんな感じで私のIMAC歴がスタートします。
私が言うのはおこがましいですが、ヒロさんは「ちゃんと疑う人」のイメージです。
セオリーとしては色々と考えられるけど、決して、そうだとは限らない。
起こった事象に対して事実として受け止めつつ、絶対とは決めつけないこと。
体について本当に色々と学ばれている方でセミナーに参加するたびに「色々知ってるなぁ〜!!」と思いつつ学ばせていただいています。
IMACと個人のユニーク
IMACという考え方は、今までの学んできたものを活かしてくれるものだと考えています。
最近、出会った鍼灸師の方は鍼灸治療の評価にIMACを使われています。
その方は鍼灸治療をIMACで評価するようになったそうです。現在も色々と模索中の部分もあるようですが、IMACが加わったことでより色々なことを考え、経絡のつながりを感じるようになったそうです。
私の場合は「動作」を考えることが多いです。ここでは割愛しますが、IMACは可動域で全身の状態を把握します。その状態によっては行いたい動作が上手に行えないこともあります。
上手に息を抜けない人に息を吐く練習させるよりも、息が吐ける状態にすることが大切だと私は考えています。その吐ける状態にするためにIMACを活用していることが多いです。
ピラティス×IMAC
ヨガ×IMAC
鍼灸×IMAC
パーソナルトレーニング×IMAC
ロルフィング×IMAC
などなど
参加されている方のバックグラウンドと上手に合わせながらIMACを活用している方が多い気がします。
おまけ
なんか支離滅裂な感じがしますが、それはそれでごめんなさい。やはり文字で表すには長くなり過ぎます。すでに長いですよね。ごめんなさい。そして、ここまで読んでいただけた方はお付き合い頂き、本当にありがとうございます。
IMACの内容が良いことは確かですが、考え方が今の私に合っていることが学び続けている大きな要因です。IMACに興味を持たれた方は勉強会でも、本セミナーにでもご参加頂ければと思います。