可動域から考える呼吸のセミナーを山形にて務めます!!

飯田橋・広尾で活動しています。竹野です。
日頃は体を見直すセッションを提供しています。
8月末に山形にて可動域から考える呼吸へのアプローチというテーマでお話をさせて頂きます。
今回は、そのご案内と内容について一部お伝えしたいと思います。
可動域から呼吸を考える
呼吸は構造によって呼吸量も胸郭や横隔膜の動き方が変わると言われています。そのため、呼吸しやすい構造であること、呼吸がしやすい状況であることが大切です。
まず、その構造をどのように評価しているか?
その一つとしてIMACで大切にしている「可動域」というものを活用します。
呼吸筋の主役は横隔膜です。
この横隔膜自体を評価するというのは、とても難しいです。
まずは骨格の状態からみてみましょう。
肋骨下角という指標があります。この角度が70〜90度であると良いとされています。
また、この角度だけではなく、他の骨の位置との関係で胸郭の状態を把握することを大切にしています。
次に呼吸がしやすい状況を見ていきましょう。
その場合は横隔膜と関わりのある筋の状態を考えています。
例えば、腰方形筋と横隔膜との関わり。
例えば、腸腰筋と横隔膜の関わり。
その他では、外腹斜筋や腹横筋の状態も大切です。
それらの筋を可動域をつかって、状態を把握していきます。
また、肋骨の運動において第1肋骨と第2肋骨の動きも大切になります。そこに付着する筋は斜角筋であり、鎖骨下筋です。
また、この場所から横隔神経が脊柱から出ていて、とても呼吸と関わりがあるのが斜角金です。
もちろん、これらの筋も可動域をもって判断します。
また、基礎的な部分から共有できるように資料作成をしています。なので、呼吸って考えたことがなかった人でも、呼吸が大切ってわかっているけど、と困っている人でも、明日から活用できることをお伝えできたらと思います。
下記一部ですが、私が学んだことをお伝えしていきたいと思います。
呼吸を味方につける〜呼吸で何ができるかみんなで探る会〜/大貫崇氏
MEDICAL CORE 発達運動学から紐解く呼吸の理論と実践/岡本雄作氏
姿勢と歩行の神経メカニズムとニューロリハビリテーション/森岡周氏
運動と感覚の統合・脳と脳神経/近藤拓人氏
IMAC・EROM/上肢編/下肢編/体幹編/内臓編/佐藤博紀氏
呼吸を解放・ブレスリリーステクニック/トーマス・マイヤー氏
その他、書籍数冊、日頃のセッションで気づいたこと、上手く呼吸を引き出せた体験などを中心に共有したいと思います。
呼吸について一緒に考える時間にしたいです。
山形にて1日かけて呼吸について、私が学んできたこと、これまで経験を通して考え方ことをお伝えする場であり、私がメインコンセプトとしているIMACに触れる場にしたいと思います。
それと同時に皆さんが困っていることや考えていることを共有できる場であればいいなぁ〜と思っております。
写真はIMAC勉強会より、いつも色々と話ながら進めています。
呼吸について考えたことがないので、どこから勉強すれば良いか分からない。
こんなクライアントさんがいて、何から始めて行けば困っている。
呼吸を使ったアプローチでクライアントさんの状態が良くなった。
などなど、皆さんが活動している中で思っていることを共有できる場にと考えています。
IMACを体験してみる
日頃はIMACというコンセプトを中心にセッションを行なっています。
↓↓IMACについてはこちらをどうぞ!!
IMACについて
実際に、どのように考え、どのようなカラダの把握の仕方をして、どのようにアプローチしているのかをご紹介できればと思っています。
先日も、ドームアスリートハウスで下肢編が行われました。
ぜひ、お待ちしてます。
お申し込みは
info@rolfing-festa.comよりお願い致します。
皆様とお会いできることを楽しみにしております。