呼吸が変わるために必要なこと
- 2022年8月23日
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呼吸が変わるインパクトを知っていますか?
呼吸が変わることで「起こる」ことを少しご紹介します。
- 姿勢がよくなる
- 痩せる
- 運動能力が高まる
- 体が楽に動かせる
- 心が整う
姿勢が良くなることも、痩せることも呼吸の変化をきっかけに変わります。
なぜか?と言うと、呼吸は身体の状態を表す根元だからです。
根元が変われば、表面的な部分も変わります。
呼吸に目を向けたことがない方は、勿体無いことをしています。
呼吸が変わると緊張(りきみ)が減る
「力を抜いてください」と言われたことはないでしょうか?
- テニスのフォアハンドで肩の力を抜いてと言われる
- ゴルフの際に腕の力を抜いてと言われる
- 水泳で首と肩の力を抜いてと言われる
- マッサージなどの施術中に力を抜いてと言われる
- 焦らず、力まずに取り組めと言われたことがある
色々な場面で力を抜いてと言われることがあると思います。
「力が入る=りきむ」わけですが、これを改善する方法を私はずっと考え続けています。
改善する時間には個人差がありますが、力みを解消する「呼吸」をご紹介します。
深呼吸は「大きく吸って」「長く吐く」ではない
呼吸には大切なことが多数あります。
鼻呼吸のこと、呼吸の量のこと、横隔膜のこと、肋骨の動きなど、呼吸を変える上でキーポイントはたくさんあります。
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https://takenokentaro.com/arachives156/
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私のセッションで一番始めにお伝えするのは「自然な呼吸」です。
自然な呼吸を知ること
自然な呼吸は無意識で行う呼吸を言います。僕自身は「カラダでする呼吸」と言っています。
呼吸の面白い所は意識的にも、無意識的にも行えることです。みなさんが行う深呼吸は意識的な呼吸です。あえて息をたくさん吸い、あえて長く吐くからです。
しかし、僕のセッションで体験してもらうのは「無意識の呼吸」で、呼吸を「深くすること」です。
これを体験するためにはリラックスすることが前提にあります。
そして、今の呼吸を感じてみることです。
正しい呼吸をしようとすると「自然な呼吸」に近づくことはできません。
意図的に変えようとすることは「無意識」から遠ざかります。
頭ではなく、カラダでする呼吸が大切なのです。
呼吸を観察してみる
まず写真のように仰向けになりましょう。
そして、手を肋骨に当ててみましょう。
そして息を吐いてみましょう。
どんな動きをしていますか?
自然な呼吸では胸郭もお腹周りも同時にしぼみます。
そして、息を吸う時は胸もお腹も膨らみます。
あなたの呼吸はどんな動きをしていますか?
気をつけてほしいことは、同時に膨らまそう!など正しい呼吸をしようと考えないことです。
今、行なっている呼吸を観察することです。
なので、何も考えずに体に任せて呼吸をしてみましょう。
苦しそうな呼吸をしていませんか?
呼吸は大きく吸ったり、吐いたりするのではなく、自然なリズムで静かに行うことが本来の呼吸のためには必要です。
呼吸は小さい動きなので動画でも写真でも分かりづらい為、上手に呼吸ができていない動画をご紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=8TnrNrrEjuE
肋骨角が開いたまま、肋骨が下に降りてきています。胸もお腹も一緒にしぼんでいる感じはないです。
本来は肋骨が開いたり、閉じたりする動きが自然と表れてくれます。
また、実際に深い呼吸になると肋骨の動きは「もっと小さく」になります。
腰痛や肩こりをお持ちで、このような呼吸をしている方がいた場合、「呼吸」からのアプローチも必要になります。
自然な呼吸を手に入れるには
まずは「体で体感・経験すること」が必要です。
自然な呼吸を得る方法よりも、実践することが大切だからです。
セッションへのご参加お待ちしております。