IMAC-EROM 東京初開催!!学びがたくさんです。

飯田橋で活動しています。体を見直すセッションを提供中。竹野です。
日頃、私が活用しているIMACという考え方ですが、それを学ぶには大阪に行く必要があります。それが今回は東京初開催になりました。私はアシスタントと言う形で参加させて頂きました。
場所はDAH!ドーム・アスリート・ハウス!!素晴らしい施設です。写真はトレーニング施設ですが、同じ施設にあるトリートメント室で行われました。
IMACがTEN(日頃、行われている場所)から出て行うことが新鮮でした。
Contents
EROMとは?
Essential ROM Assessment(全身可動域評価法)と言います。
↓↓具体的なことは下記にも書いてあるので読んでください
僕が活用しているIMACについて改めて書いてみた
IMACのセミナーページでは下記のことが書かれております。
各関節において3軸全ての動きを網羅した可動域(屈曲・伸展、外転・内転、外旋・内旋)にそれぞれ対応する筋群のまとめと、その可動域検査方法。
これだけだと意味が分からないというか、イメージがつかないと思います。
EROMは可動域評価を学ぶクラスでもありますが、それと同時にIMACの原理原則を体験してもらうクラスです。他のクラスから参加されても大丈夫ですが、IMACにおいての原理原則を頭ではなく身体で体験しておくことは今後のクラスを進める上で大切だと思います。
それは単純な話で、テクニックではなく考え方を深めるクラスだからです。
私の個人的EROMの感想
実はEROMに参加させていただくのは初です。内容が新しくなっているのは予め知っておりましたが、通してお話を聞くの初めてでした。感想としては資料が私が受講していたときよりも分かりやすいです。かつ丁寧です。EROMは導入クラスと言われておりますが、私が1期の最終クラスでもあった「体幹編」の内容が一部入っております。この内容がIMACの肝です。それが聞けるのがEROMです。それを理解した上で他のクラスを受講されるとより身体の考え方が知れると思います。
今回の雰囲気
セミナースタート!!
色々と触って感じる時間です。沢山の質問も伺いました!!
色々とその場で評価して考えられることをお伝えしておりました。
可動域は実は色々なことが考えられます。IMACは一つ一つの可動域を見るので個々の可動域について考えがちですが、実は体全体のシステムまで考慮します。
大切なことが2つある、それが明日の感覚になる
佐藤博紀(以下、ヒロさん)のセミナーはIMACしか受けたことがないので他のクラスは分からないけど、2年前から受講させてもらって毎回感じることが2つほどあります。
- 体を探求し、体で感じるセミナーであること
- 丁寧に体に触れるセミナーであること
とても大切で、当たり前のこと。でも、たまに忘れることもある。だから、改めてそれを感じさせてくれる場は私としては本当に大切である。
体を探求し、体で感じるセミナー
IMACの可動域チェックから身体のシステムがどのような状態にあるかを考える際に色々と考えることができます。
自律神経のこと、リンパのこと、内臓のことなど様々です。たまに発生学の話とかも出てきます(笑)。でも、自分とは違う視点で物事を考えたり、身体のことを考察することが刺激になります。おかげで知りたい!!っておもう範囲が広がるばかりです。体を探求するということが身をもって体験できるセミナーです。
そして、体を探求しても迷子にならないようにするのがIMACです。身体のメカニズムを知れば、シンプルな可動域というものから色々と知ることができます。
IMACではアプローチに関しては4つの方法をご紹介しております。もちろん、他の方法でもOKですけどね。
IMACは評価法がメインで活用は人それぞれですから。そのなかでも一つ主要なアプローチ方法があり、これは体で感じることが大切なアプローチです。相手の重さを感じたり、可動域の質を感じたりするのです。これは全部施術側の感覚です。だから施術側の状態ってすごい大切です。
それがよく分かるのがIMACのセミナーです。頭の理屈も大切ですけど、体で感じることも大切です。
丁寧に体に触れること
私も大切にしていることの一つです。一つ前でも書いていますが体が感じるためには余計な力や緊張は必要ありません。施術側の不安なども必要ありません。まずは丁寧に触れることに意識してみるにはIMACのセミナーは非常によい機会だと思います。私も勉強中ですが、触れるというのは非常に色々なものが伝わるのだと思います。それを体験・体感できるセミナーです。
受講生の感想!!
面白いと思った点を伺いました!!
可動域制限を健側で介入する点やニュートラルを求めて変化させる点。
可動域制限から全身のシステム(リンパなど)への影響がかなりあると改めて感じた点
また、こんな感想も!
とにかく多くの情報量を1日でやったので大変でしたが、あれだけの量を1日で行う事も中々ないのでとても新鮮でした。 解剖をイメージしながら関節の動き、それに関わる筋肉の走行など認識していくのがとても面白かったです。 身体を3Dの動きで見ることや左右の違いを感じることの大切さ、アプローチをしてその後の変化を感じることなどとても勉強になりました。 あとは、電磁波を出すものの影響で違いが生じることなども知ることが出来て良かったです。
という、セミナー中のApple Watchの話も面白かったそうです。
IMACを活用した全身のシステムをみる方法の具体例やそれを改善させた場合の体の感じを体験してもらうと
足が地に着いた感じ
骨で立っている感じがする
首が楽に動ける
などの感想を頂きました。体は楽に動けるのだという体験をしてもらって嬉しかったです。
また、導入のクラスもあり。
もうすこし症例ベースで知りたかった!
頭頸部が難しくて時間が必要だと思った。
呼吸や内臓についても知りたかった。
などの感想も頂きました。他のクラスでは時間も細かさも増して行なっていますので、参加してもらえると嬉しいですね。
まとめ
毎回、お伝えしていますがIMACは万能ではありません。ただ、身体のシステムの状態を「可動域」というシンプルなものを活用して把握するのでクライアントさんに「気づき」を与えやすかったり、そこから考えられる根本的な原因などを探すのに私自身は活用しています。台風の中だったので電車の影響で途中退室された方も最後までご参加された方も、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
苦しくなってからの「少し」頑張る勇気、その積み重ねが人間を成長させる
いい言葉です。僕もこれからも頑張っていこうと思います。