第8回IMAC勉強会を開催しました!!
- 2018年10月31日
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飯田橋・赤坂エリアで活動中です。姿勢改善・体を見直すセッションを提供しています。
カラダライフの竹野です。
先日、第8回IMAC勉強会を開催しました。
今回は肩関節の外転と内外旋についてです。
肩関節の外転について
肩関節の外転というのは複数の関節がバランスよく働くことで「手を挙げる」という目的を達成します。基本的には下記の関節が関わります。
- 肩甲上腕関節
- 肩鎖関節
- 胸鎖関節
- 肩甲胸郭関節
プロメテウスより引用。
これらが上手に働くことが大切です。
今回の勉強会では、肩甲上腕関節にフォーカスして行いました。
三角筋は働いてる?
肩関節というと「回旋腱板」が注目されやすいですが、三角筋が外転筋として機能し始めて回旋腱板が回旋腱板としての役割を果たせるのではないかと考えていることが多いです。回旋腱板に負担がかかるというのは、それだけ機能していない所があるということです。IMACの場合は「可動域の状態・質」と「神経筋テスト」で状態を確認して行きます。回旋腱板が機能するには三角筋や肩甲骨のポジションに関わる筋が機能していることは大切です。
思っている以上に大きい筋ですよね。
肩甲挙筋も外旋に関わる!?
IMACには下記のような原則があります。
各関節で3軸全ての動き(屈曲・伸展、外転・内転、外旋・内旋)を考えた際、各可動領域に対応する主要筋肉がある。すなわち、各筋肉が担う特定の機能がある。
だからと言って、それが全てではない点が面白くもあり、難しい点でもあります。
可動域チェックの際に肩関節の1stポジションの外旋において「肩甲挙筋」の影響も実は考えられます。肩甲骨のポジションが変われば、肩甲上腕関節の動きの変化がでることは予想されます。外旋制限=棘下筋・小円筋の機能不全とは限りません。そんな体験もして頂きました。
可動域改善の先が大切
補足ではありますが、可動域制限が改善されることは目的ではなく、手段の一つです。痛みを改善する手段もであり、トレーニングの際の代償動作を改善する手段でもあります。だからこそ、可動域制限の改善後が大切です。ただ、可動域制限が改善されると身体のフィードバックが変わることで認知に変化が起きます。それが体にとって良い結果になること多いです。
次回は11月27日です。
次回は水平内転と水平外転について行います。第8回の内容も外転と内外旋を中心に行いましたが、そんな単純なものでもないので色々と「可動域チェック」を行いながら「可動域の質や幅」「エリアの考え方」など色々とシェアしながら行っています。
参加してくださったアスレチックトレーナーさんから感想も頂きました
OFFの夜部は、こちらでIMAC勉強会へ参加。
忘れている部分もあり、考え方や捉え方の修正にもかなり有益な時間でした。皆さん、ありがとうございました。
うん、次回も参加したい。
少しでも「なるほど」と思ってもらえるように。
少しでも「頭がクリア」になるように。
準備したいと思います。