山形にて可動域から考える呼吸についてお話してきました。
- 2019年8月27日
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飯田橋、広尾で活動しています。竹野です。
体を見直すセッションをしています。
先週末に山形にて「可動域から考える呼吸へのアプローチ」というテーマで、IMACを含めたお話をしてきました。主催してくれた山形のfestaの大友くん、ありがとうございました。
呼吸を可動域から考える
呼吸というのは色々な側面を持っています。
- 構造的な部分
- 生理学的な部分
- 精神面的な部分
今回、私が話したのは上2つについてです。
生理学的な部分は教科書のようなお話になるので、ここでは割愛します。
呼吸は構造的な部分に大きい影響を持ちます。背中を丸めて呼吸をする、胸を張って呼吸をする。この2つでは呼吸する感じも、動いている場所も変わります。
呼吸に関わる構造部分をIMAC活用して制限を解消していくとどんな感じに呼吸が変化していくのかを体験していただきました。
最初は皆さんで呼吸を観察するところから始めました。
観察者は、どんな呼吸をしているのかを感じてもらい。観察される人も、自分がどんな呼吸をしているかを感じてもらう。
何気ないことですが、色々とわかることがあるんです。
ニュートラルをとる面白さと変化
IMACの可動域制限に対するアプローチにニュートラルを活用します。始めは、皆さんの顔が???という感じでしたが、実技が進むについれて場の感じも変わると、???の顔がどんどん変わっていくのが嬉しかったです。
リラックスできるカラダにしていくこと
呼吸というと呼吸法が頭に浮かぶと思いますが、私自身はカラダの制限や場、気持ちが落ち着けていける状況や状態を心がけると呼吸も自然と変化してくることが多いです。
呼吸は構造に大きな影響を受けますから、その構造が整っていくと呼吸も自然と本来の状態になっていきます。
参加者の皆さんも、朝の状態よりセミナー終了間際は落ち着いた呼吸ができていたと思いました。
IMACを通して、丁寧に触れること
IMACでは可動域チェックにしても、アプローチであっても、丁寧に触れることが大切です。
IMACの勉強会でも、触診の勉強会でも、そして今回も、その丁寧さをIMACを通して感じてもらえたら嬉しいです。
早速、現場で使ってみました!!の声が嬉しい。
やっぱり、現場で使ってもらって声をもらえるのは嬉しいです。今回はIMACの一部分をお伝えしましたが、それでも何か明日から活用できるように準備したので、素直に嬉しいです。
自分の呼吸を整えて施術することや、お客様に横になっていただいて呼吸を感じてもらってから進めていくことが出来ました。今まで以上に丁寧に、繊細にお客様の身体に触れることが出来たと思います。
カラダの変化と観察ができていい時間を過ごすことができました。 さっそく、今ヨガレッスンで使い、頚椎の変化を実感していただけましたよ^ ^
先日のセミナーとても勉強になり、また自分自身の身体がとても整い快眠が続いております^ ^
昨日、急性股関節痛でお悩みの方がいらっしゃり他の施術を行う前に早速ニュートラルを取ってみたところ、痛みがほぼ消失致しました!!!びっくりでした!!
IMACはなんでも解決できる魔法ではありませんが、皆さんが積み重ねてきた知識や技術に寄り添えるものだと思っていますので、これからも活用してもらえたら嬉しいです。
おまけ
多分、一番学べたのは私かもしれないです。
改めて、色々なカラダに触れて、感じて、考えて、色々なお話を聞いて楽しい時間でした。
その他にも、美味しいご飯とお酒、のどかな雰囲気と、とても楽しい山形でした。また行けるといいなぁ〜と思います。